イライラするのはビタミンやカルシウムが不足してるからとよく聞くけど
本当にそうなの？

何かとストレスがついて回る世の中。
すこしイライラしていると
「カルシウムが不足してるんじゃない？」「ビタミン足りてる？」
なんてよく言われたりするのでは。

こんな事を昔からよく聞くけれど、イライラの原因というのは本当にカルシウムやビタミンCが不足しているからなの？

何かとストレスの多い現代。ちょっとイライラしていると、「カルシウム不足なんじゃない？」とか「ビタミンC摂りなよ！」と突っ込みを受けるのでは？

だが、ここで疑問が。カルシウムやビタミンCが不足すると本当にイライラするの？
今回はイライラの原因とその真相に迫ります。

●カルシウムもビタミンCにもイライラを抑える作用はない

結論からいうとカルシウムもビタミンCもイライラやストレスを和らげるというような直接的な作用ありません。
では「イライラはカルシウムやビタミンC不足」というのはウソやでたらめなのかというとそういうわけでもわりません。イライラを抑えるのは脳から分泌されるセロトニンという神経伝達物質です。セロトニンはカルシウムなどのミネラル、ビタミン群を摂取することで分泌量が多くなります。その逆もしかり、ミネラルやビタミンの不足はセロトニン不足に繋がり、イライラしやすくなると言えます。なのでカルシウムやビタミンCの不足は間接的にイライラへと繋がります。

●イライラから抜け出すには

生活のリズムを規則正しくする事です。
夜更かしをして夜型の生活を送っている、免疫機能が下がり、セロトニンの分泌が妨げられてしまいます。
また、ミネラル成分とビタミン群は体内で形成されないので、食べ物から摂取しなければ、おのずと不足した状態となってしまいます。
カルシウムはご存知のとおり、牛乳やヨーグルトから、ビタミンCはピーマンやブロッコリー、ビタミンB6はピスタチオやレバーに鶏ささみ等から多く摂取する事ができるので、意識的に摂取するようにしたいですね。

とはいえ、精神的なことなので食生活以外でもスポーツでカラダを動かしたり、だれかに悩みを相談するなどストレスを発散することもイライラ解消には必要なことです。
あまり自分だけで溜め込まないようにしたいですね。