1日3食の習慣が当たり前だけど、いつから定着したかご存じ?

【最終更新日】2015年07月10

健康に影響しないなら10食でも食べたいところですね。

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仕事に追われていると昼ごはんを抜いてしまうサラリーマンも多いのでは?
規則正しい食生活の基本の1日3食の「朝昼晩」にとるのがいいとされていますが
体調に影響がでなければ1食くらい抜いても仕事のパフォーマンスに変わりはない気がします。
この1日三食っていつから始まった習慣なのでしょうか?

もともと日本は朝夕の2食が一般的でした。
そこへ昼ご飯という3食目が日本全体で広まったのは江戸時代ごろとされています。

平安時代の女流作家清少納言は「枕草子」に
「大工が飯時ではないのに昼に飯を食べている。なんともおかしい。」と、当時1日2食が基本だったという事が分かります。
宮廷貴族であった清少納言は働くという事なかったので、肉体労働をする大工さんと違ってお腹が減らなかったんですね。
そういえば私も無職時代は1日2食でした。

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江戸時代に入ってからは百姓の間で昼食をとる習慣が広まり、1日3食が広まっていきました。
ただ、当時は平和で物騒な事件は少なく、太平の世のお侍さんは暇だったらしく、昼過ぎには帰宅していたため朝夕の2食が長く続いたのだとか。

日本全体で1日3食が定着したのは明治時代の産業革命の時と言われています。
労働時間が長くなり、昼休憩をとるようになったため、朝昼晩に食事をとる文化が進んだといわれています。

年配の方だと1日1食しか食べない、なんて方もいるそうですが
健康な身体の秘訣は「よく食べる事」。
朝は食欲がなかったり、昼はいそがしかったり、夜は眠かったりと
様々な理由がありますが、できる限り3食とるようにしたいですね。

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