賛否両論!でも、犬の着衣は利点だらけ!

【最終更新日】2016年12月08

ほとんどのワンちゃんは、元々毛皮を着ていて、私が実家で飼っているゴールデンレトリーバーのムク(♂)も、全身長くて柔らかい毛で覆われています。

それが本来の姿なのに、なぜ服を着せるのか?
可哀そうじゃないか、という声も少なからず聞こえてきます。
特に犬を飼っていない人には、理解し難いことでしょう。
私もずっとその「理由」はただの飼い主のエゴに過ぎないと思っていました。。

しかし、ファッションとしてではなく、
実は着衣はワンちゃんにとっても大きな利点が沢山あるのです。

利点その1:冬場の防寒対策

利点その2:夏場のクーラー等からの冷え防止

利点その3:紫外線や輻射熱から肌を守る

利点その4:抜け毛の散らばり防止

利点その5:手術後や皮膚病のとき等の舐め防止

他にも、雨の日のレインコートは泥はねを防止し、濡れる箇所も少なくなるので、飼い主さんの負担をも軽くしてくれます。

そして犬種によっても必要な服は違ってきます。
例えば、イタリアン・グレーハウンド、ワイマラナーのような超短毛や痩せている犬は、冬場、防寒のための温かい服が必要です。22f86cd3edd3c605ff88548aeae0937d_s

夏場は肌に直接紫外線を浴びるため、紫外線予防のための服が必要です。

逆に、長毛のゴールデンレトリーバーでも服を着せる場合があります。
冬にシャンプーした後は、どれだけ丁寧に乾かしても、根本は湿気が残り、そこから風邪を引く可能性も否めないからです。
暑さに弱い犬種でもあるので、夏場は冷感タイプの服や軽く水で濡らした服を着せたりしています。しかし、長毛の犬種は服を着せると毛玉ができやすいため、普段のケアも怠りません。

また、ここ近年室内犬が増えており、夏の紫外線に弱い子がとても多いそう。私たちも、紫外線が強い日は日焼け止めクリームを塗ったり、薄手の長袖を着て対策しますよね?
窓辺から差し込む光でさえも、紫外線は多量だとよくメディアでも報じられています。ワンちゃんも、自分のお肌と同様に敏感なため、対策はきちんとしてあげてくださいね。

もちろん、紫外線対策用に服を着させてるからと言って、
日差しの強い外に長時間居させるのは良くないですし、
真夏の真昼間にコンクリートの上を歩かせるのは絶対NGです!

中には服を嫌がる子もいますので、その場合は無理をさせてはいけません。もっともっと服が嫌いになってしまいます。
ワンちゃんにストレスを与えるのは禁物なので、まずは体のどの部分に触っても嫌がらないように慣らしてあげることが大切ですよ♪

一緒に暮らしを共にしている以上、生活環境を把握したうえでそれぞれのワンちゃんの体調と向き合い、管理をしてあげる事こそ、うまく共存していく道ではないでしょうか。

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